オナニー革命!? ローションとオナホが女性並みの快楽を導く

オトコノ娘による禁断のオナニー解説書「ゆっくりしていってね」が11月20日の発売以来、売れ続けている。版元であるコアマガジンも、これほど部数が伸びるとは予測できなかったためか、現在ネット書店のみならずリアル店舗でも、ほぼその姿を消そうとしている。

ゆっくりしていってねのテーマは、タイトルにあるように、時間をかけて行う自慰行為の具体例を解説することにある。「サルと同レベルの自慰行為はやめて、女性のようにたぷり時間をかけてからイキましょう」というのが、本書の著者であるスローオナニー研究会が提唱する新しい男性オナニーのスタイルだ。つまり、男性器を前後にこすって短時間でエレクトする放尿と同レベルのありきたりな自慰行為はやめて、性器をいたわるように自愛し、妄想をたくましくして、徐々に気持ちを高めていき、最後に身を震わすような絶頂の中で果てるというのが新しいスタイルだ。ちなみに、スローオナニーにかける時間は最低でも30分は必要となる。

■スローオナニーは女性との性行為より格段に気持ちイイ
スローオナニーの基本的な流れは、ズリネタで十分な妄想をしてから、自分の性感帯を刺激するところから始める。十分に気持ちが高まったところで、はじめて亀頭の皮をむき、性器への刺激を始めるのだ。しかも、決して手を前後に激しく動かすことはせず、弱い刺激に止めるのがコツだ。それでも、弱い刺激を与え続けると、射精したくなるときがある。そのときはキュッと性器を握り、じっと我慢する。このとき肛門も締めると気持ちいいらしい。そして、気持ちが少し収まってきたら、弱い刺激を再開する。このとき、頭の中の妄想を言葉で実況するのが、気持ちよさをキープするコツとなる。そして重要なのは、スローオナニーは時間をかけるため、カウパー氏腺液(いわゆるガマン汁)がどうしても足りなくなる。潤滑油の役割を果たす腺液が足りないと痛いだけなので、ローションを使用するのは必須のようだ。さらに、オナホールや抱き枕などと併用して行えば、オナニーはセックスより格段に気持ちのよい行為となる。

■ゆっくりイクための7つの基本動作をマスターしよう
コンセプトと用意するモノを理解したら、さっそく実践に移ろう。まずは、性器を刺激する7つの基本テクニックをマスターだ。最初は、陰茎を指で突っつく「タッピング」、人差し指と親指で輪を作り亀頭の根元を左右に刺激する「プラネタリー・リング」、親指の腹で亀頭を刺激する「ゲーマーズ・ハイ」などの弱い刺激で気持ちを高める。脳内妄想が充満してきたところで、指で性器をキュッと締める「ポールスリーパー」、人差し指1本でえぐり込むようにこする「コークスクリュー」、人指し指と中指で仮想膣を作りゆっくりとしたピストン運動を再現する「スラスティング・ビクトリー」を何度も繰り返す。しかし、ここで注意したいのがイッてしまいそうになることだ。そのときのための緊急停止コマンドが「シャット・ダウン」。肛門と玉袋の間(女性でいううところの蟻の門渡り)を強く圧迫し射精をストップさせよう。また、シャット・ダウンとプラネタリー・リングの組み合わせもスローオナニーには有効なようだ。基本動作をマスターしたら、あとは実践あるのみ。本書の中には、男の娘のイラストを用いて詳しく解説されているので、ぜひとも入手して参考にしてほしい。

キーワード: オナホール, オナニー

2010年12月03日 11時10分