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悠宇樹「相姦症候群!!」(富士美出版)は、タイトルどおり近親相姦モノの作品を集めたエロマンガ単行本だ。収録作品は全部が近親相姦モノ。姉や妹はもちろんのこと、実の母や叔母、さらには自分の娘と、あらゆる身内女とのエッチが描かれていく。ベテラン作家だけあってクオリティも安定しており、きっちり使える安心と信頼の1冊となっている。
「相姦症候群!!」には、読切連作の「禁忌相姦」シリーズ11話のほか、4本の短編を収録。そのすべてが近親相姦モノ。巻頭作の「禁忌相姦」第1話では、兄が入浴中に妹が風呂場に乱入。おっぱいを胸に押し当て、兄ペニスを手コキで洗うなどの行為に及んだあげく、フェラチオ、セックスへとエスカレートしていく。第2話~第3話では、実の母、母の妹と旅行先でエッチにふける。第4話では姉とのラブホテルでのエッチ。第5話では息子に朝フェラしてセックスをねだる実母、第6話では娘に睡眠薬を盛ってエッチする父親……といった具合に、さまざまなシチュエーションでの近親相姦エロが展開されていく。悠宇樹は、エロマンガ家としての活動歴がすでに20年ほどになる大ベテランで、エロマンガファンにはおなじみの存在。ピチピチした少女たちのエロシーンを描く腕前には安定感があり、この単行本でもそれはいかんなく発揮されている。「エロマンガの最前線」といった感じの派手さはないものの、ヌキどころを手堅く押さえている。きっちりまとまっていて安心して使える1冊だ。
【掲載作品】「禁忌相姦」全11話、「偏愛…」「ふたりの距離」「ガンバります!」「理想のカノジョ?」
【そのほかのエロ漫画レビュー】
・岡田コウ「好きで好きで、すきで」(ヒット出版社)
・イコール「ちっちゃくておっきくて」(コアマガジン)
・新堂エル「TSF物語」(ティーアイネット)
・ハルサワ「彼女が堕ちるまで」(クロエ出版)
・さめだ小判「ぷるぷるみるくぷりん」(ワニマガジン社)
・むつきつとむ「桜色ぶりざぁど」(実業之日本社)
・isao「なまプリン♥」(ワニマガジン社)
・2011年3月のオススメエロ漫画レビュー
キーワード: ソードアート・オンライン, 近親相姦, 姉, 妹, 母親
2011年04月10日 13時45分