助けを求める声を上げる間もなく、母が、娘が快楽に堕ちてゆく……

調教・NTRの名手として知られる山文京伝が描く絵は、どこか懐かしくノスタルジーを感じさせる。そして背徳感あふれるストーリーが人の心を抉り、読み手を作品の世界へと引きずり込む。「砂の鎖 1」「砂の鎖 2」は、山文京伝入魂の長編調教ロマン。幸福そのものだった家族が「新しい一員」によって壊されていく……。

■人妻・由紀江の豊潤な身体を支配した庸一は娘の汐里まで……
「…もっと悦ばせてあげる…由起江さんの体がボクを覚え込むまで…体が全部ボクのモノになるまで…」。夫の勤務先の会長から、孫である庸一をあずかることになった浅沼家。両親の蒸発など不幸な家庭環境で育った彼は妻の由起江に甘えるが、それに対し優しく接していた。ある日ガーデニング作業中に、衣服を土でよごしてしまった二人はシャワーを浴びる。初めこそ庸一に勧めるものの、彼の心中を察した由起江は一緒に浴室へと足をふみいれる。しかし、そこで待っていたのは……。少年に犯される毎にオンナの悦びに目覚めていく人妻・由起江は、堕とされ、溶かされた牝の体は次第により過激な支配を求めるようになっていくのだった。ついにに少年の支配を母娘で受け入れてしまう由起江と汐里。由起江は、愛する夫を裏切っているという背徳感も肉の快楽に溶かされ、酔い痴れ、恥辱すら悦びへと変わる……。そして汐里も、「私も……お母さんと同じなの 淫らで…はしたなくて…恥知らずなほど好色な牝なんだわ…」と、次から次へと味あわされる‘刺激’に身も心も蕩けてしまうのだった。







「砂の鎖 1」, 「砂の鎖 2」
・著者:山文京伝
・価格:それぞれ1,050円

●関連記事

責任ある地位と家族に恵まれたエリート・キャリアウーマンの転落人生

人妻は、ひとたび旦那以外の肉棒を受け入れると、淫らな牝へと変わる。それが若い男の罠だと知っても、快楽を知った肉体の疼きを止めることはできないのだ。山文京伝『冬の紫陽花』(コアマガジン)愛する夫と子供、責任ある地位に恵まれたキャリアウーマン・氷山美冬の堕落ストーリー。充実した日々を送っていた美冬の部署に、かつての家庭教師の教え子・夏川悠介が転属されてから、美冬の生活に狂いが生じてきた。心揺らぐことなどない家族への思いとは裏腹に、熟れた身体は肉欲を求め、溺れていくのだった。

キーワード: 母親

2013年09月19日 18時35分