うらあきば.じぇいぴ~ > 三次元 > レビュー
オタクに寛容な女の子は、妄想に寛容な女の子でもある。妄想に寛容な女の子をオタクは愛するのである。ヲトメカルトのヲトメさんはHENTAIだ。HENTAIだからこそ他人の妄想に寛容であるどころか、妄想を満たしてくれる写真集を出す。そんなヲトメさんの媚態は股間を直撃するのである。
大好きなあのキャラが実体を伴い、触れることができる彼女だったらという妄想でできているのがコスプレ写真&動画集だ。NECHRIMEの作品には、原作のセリフやシチュエーションを再現したシーンが盛り込まれており、妄想を上手にサポートしてくれる行き届いた心遣いがうれしくなる。
キャラを演じるのがコスプレの主題だとしても、演技は大袈裟でない方が没入感が高く、妄想へのシンクロ率が増す。でも、自然にキャラを演じられるコスプレイヤーさんは稀有な存在である。Night Cocoonの結城紗代は、演じている感を抑えながらもキャラへの妄想を満たしてくれる。
女体はつま先からつむじに至るまですべてが神秘的。一部の女の子のおでこは凸ビームなる強烈な光線を放つ。神々しい神秘の光に照らされた男は、おでこの持つセックスアピールに骨抜きとなりデコ萌えという新しい属性に目覚める。みゅに~んSOFTの渚りおの凸ビームは神の領域?
このタイトル、以前、「ゆづる+絶対領域2」という作品を紹介するときにも使った。芸のない話であるが、これを超えるタイトルが思いつかない。PLUS-COSのゆづるちゃんは理想の妄想妹だ。お兄ちゃんのことを信頼しているかわいい妹はイタズラっぽく無防備な姿を見せてくれる。