うらあきば.じぇいぴ~ > 二次元 > レビュー
エロマンガにおけるギャルのエロさは「悦具」で理解したつもりだったが、まだまだギャルの世界は奥深いようだ。たべ・こーじの描く黒光りしたギャルをフルカラーで掲載した「TABE RUMBA」は、「悦具」よりもドぎついエロス。キモいオヤジとの対比がエロいぞ!
「TABE RUMBA」は4ページからなる短いエピソードが大量に詰まったギャル系エロマンガ。
登場するのはどいつもこいつも、こんがり狐色以上に焼けた肌のギャルばかりだ。
対して、絡む男役として登場するのはどいつもこいつも、デブでハゲで眼鏡で臭くてエロいオヤジたち。
あからさまにキモく描かれたエロオヤジたちと、エロいことをされまくるムチムチのギャルたちの対比が非常にエロい。
短いエピソードではたとえば「渋谷のクラブで踊っていたギャルがオッサンたちに輪姦される」とか、「ビーチでナンパ待ちしていたギャルがオッサンにオイルを塗られてセックスまでしちゃう」とか、「一人暮らしのギャルが引越し業者のオッサン数人に犯される」とか、分かりやす~い設定でギャルたちが速攻犯されていく。
速攻犯されていくため、ストーリー描写の部分はほぼ最初の1ページで終了し、あとはフェラしてクンニされてズボズボ入れられて気持ちよくなっちゃう流れ。
余分なストーリーをほとんど省いて即セックス!といったあたり、ギャルの性質に近いエロマンガの作りとも言えるかもしれない。
もちろん、無駄がなくエロ描写ばかりということはそれだけ抜ける要素が増えるということ。歓迎すべき点だ。
実際のギャルであればブサイクな奴も多いのが現実だが、「TABE RUMBA」に関してはむしろ萌えを感じさせるようなギャルすら登場する。
「いそうでいなかったギャルメイド」なんて、自分の中の新たな属性を発見したような気すらしてしまう。
これもまた2次元マジックといったところだろうか……。
たべ・こーじ氏の描くギャルは、非常に肉感的で黒光りしたつやつやの肌が特徴。このギャルたちが白黒になってしまうと魅力は半減どころではなく減ってしまうと思われるが、それを考慮した上でのフルカラー出版が素晴らしい。
どのページを開いてもカラーでつや光りする巨乳が踊り、巨尻が揺れている様は圧巻だ。
こんがり焼けたギャルとはいっても乳首はピンク、マ○コもプリップリ。
エロオヤジの汚らしくニオイそうなチンポとは大違いの、瑞々しい描写には興奮してしまうはずだ。
中盤に挿入されている「All Works in Kera Kobo」は、ギャルからリンチされるドM向けフェチDVDを制作しているケラ工房に掲載されたイラスト集。
本編ではエロオヤジにいいように犯されているギャルたちが、このイラスト集ではオヤジをフルボッコにしている。
キモいオヤジがフルボッコにされているイラストはさらにキモさが増していて、このあたりは趣味が分かれるところ。
ただし、ギャルに蹴られたり、なじられたい、言葉責めされたいという願望がある人にとってはこの光景すらハーレムに写るに違いない。
今では絶滅危惧種に指定されている(ハズの)ヤマンバギャルも登場する。
リアルヤマンバは近寄りたくもないという人も多いかもしれないが、「TABE RUMBA」に登場するヤマンバは例外なくかわいいから問題ない。
ただし、頭ゆるゆるでセックス漬けだという点についてはリアルヤマンバと同じかもしれないが…。
エロいんだけど濃すぎて引くかも? 2 TENGA |
「TABE RUMBA」はエロい。それは間違いない。ガッツリ抜きたいという人にはオススメできる作品だ。 しかしその一方で、ギャルを犯すエロオヤジのキモさも際立っているため、そちらに目が行ってしまうとチンポが萎えるという人も多いはずだ。 ギャル系エロマンガの入門編としては「悦具 ~超エロギャル至上主義~」をオススメするが、「ギャル系エロマンガでチンポがガッチガチになってしまった」という人には「TABE RUMBA」の方をオススメする。きっとヘビーローテーションでオカズにしてしまうはずだ。 |
TABE RUMBA (DOコミックス) | |
著者 | たべ・こーじ |
出版 | 東京三世社 |
発売日 | 2009年1月30日 |
価格 | 1,400円 |
2009年02月16日 22時28分