今夜とにかく見たいのは、激しくエロく容赦ない陵辱だ!

真 今夜、とにかく××が見たい。」は、木静謙二のデビュー作に、3本の未収録作品を追加した新装版エロマンガだ。古いものになると10年前の話も収録されているというのに、ほとんど古臭さを感じさせない。勢いのあるレイプシーンが見たければ買いだ!


■引かない程度に激しく鬼畜なレイプシーン!
真 今夜、とにかく××が見たい。」は木静謙二のデビュー作に少しだけ加筆し、未収録作品を3話追加したエロマンガだが、過去のデビュー作のタイトルは「今夜、とにかく陵辱が見たい。」だ。
大人の事情で伏字が使われているだけで、陵辱モノが楽しめるという方向性は変わらない。
描かれる陵辱シーンには鬼畜なものが多く、「主婦の家に押し入り、左手をアイスピックで突き刺して床に固定、そのまま中出しレイプする」という極悪なレイプ魔が、本書の中では珍しい存在でもない。

極悪非道なレイプ魔たちの前には、ロリ少女でさえも逃がしてはもらえない性の対象だ。
右画像の少女は人間ではなく、座敷わらしの少女なのだが、見た目は人間そのままのロリ少女。
こんな少女が抵抗できずに犯されてしまうというシチュエーションは、エロマンガだからこそ抜けるテーマだ。

ロリ少女は犯されるだけでは飽き足らず、ヤクザにクビをへし折られそうになってしまうのだが、鬼畜展開はこれ以上酷い方向へは進まない。
女が必要以上に傷つけられるようなグロ展開や、精神を病んでしまうほど追い詰められる欝展開にならない程度の鬼畜、陵辱に収まっている。
こうした引かない程度の鬼畜路線が、「真 今夜、とにかく××が見たい。」を安心して楽しめるポイントだ。


■色あせないエロ描写!女体のエロさは筋金入り
ここから先の画像は全て「真 今夜、とにかく××が見たい。」に新規収録された作品だが、これらの中には10年ほど昔の作品も含まれている。
それなのに、作品全体を通して古臭さは全くといっていいほど感じられない。
例えば「このカールツァイス68万画素高画質で奥さんのすべてを記録しているよ!」などというレイプ魔のセリフには時代を感じさせられるが、絵柄やストーリーには気になる点がない。

右の画像が新規収録作品「Cigar Babyish」の1シーンなのだが、これが約10年前の作品だなんて驚きだ。
一部のイラストは加筆されていたり、カラーページはざっと塗りなおされていたりと、新たに手を加えた部分はあるにせよ、最近の作品だと言われればそうなのかと信じてしまうはず。

陵辱モノを前面に押し出したエロマンガではあるが、「真 今夜、とにかく××が見たい。」の1/3から半分ほどは陵辱色の薄いものも含まれている。
望んで輪姦されている女たちの話があったり、大学の映画サークルで資金集めのためにAV撮影する話があったりと、完全に陵辱モノのみを求めて購入するというのは少し当てが外れるかもしれない。
適度な陵辱、大盛りのエロを求めているのであればニーズにピッタリだ。


人妻もロリ少女も、陵辱も相愛もアリ! 抜ける度数 4 TENGA
前述したとおり、完全に陵辱作品のみを求めて「真 今夜、とにかく××が見たい。」を買うのは間違いだ。
陵辱作品が割り増しだというのは間違いないが、愛し合う男女の絡みも少なくない。
逆に、陵辱あり、相思相愛でのセックスあり、人妻モノあり、ロリ少女モノありと、バラエティに富んだストーリーが楽しめる作品だ。



真 今夜、とにかく××が見たい。
著者木静謙二
出版富士美出版
発売日2009年2月25日
価格1,300円

キーワード: レイプ

2009年03月06日 22時13分