ギャップに萌え!シチュエーションにも萌えるエロマンガ

御影獏の「ばっくんちょ」は、ツンデレヒロインのギャップに萌える作品だ。ツンデレは普段のツンツン具合とデレ(=エッチ)時の表情にギャップがあればあるほど萌える、興奮するものだが、本書はその点で言えば「いいツンデレヒロイン」が登場するぞ!


■激しいツンほど激しくデレるいい見本
あらゆるメディアにツンデレが登場して久しい昨今、もう大概にツンデレそのものには飽きてしまったという人も多いだろうが、ツンデレは飽きるものではない。
数多く登場するツンデレの中から良質のツンデレを探すのは、非常に有意義な作業のひとつだ。
その中で、本書「ばっくんちょ」に登場するツンデレヒロインは良質なツンデレのひとつであり、その魅力の全てはツン時のツン度合いとデレ時のエロさに集約される。

ロリコン趣味の幼なじみを勢いよく罵るロリ体型のツインテールツンデレ少女。このツンツンがマジ告白からキスの流れでデレデレに変化していく様子がたまらない

ツンだったあの子だからこそ、エロシーンの淫乱さが際立つ。ロリ体型の奥まで届いてるんじゃないかと思うチンポで処女マ○コを突かれまくる様がエロい!

ロリ体型のツンデレ姉ちゃんも、でかかった態度がエッチで急変、姉弟なのに感じまくっちゃうぞ


■変わったシチュエーションも楽しめる一要素
本書に登場するシチュエーションには変わったものも多く、そうしたストーリーもまた楽しめる一要素となっている。
ただ、変わっているとはいってもエロマンガ的には一般的なシチュエーションであることもまた事実で、もう一ひねりが欲しいところ。
異常シチュには興奮するが、よりネームを捻ってくれればさらにいい作品となりそうだ。

不思議な力で男から女へと性転換してしまったり、兄妹で見知らぬ密室に閉じ込められてしまったり。異常なシチュエーションは楽しめるが、ちょっとひねりがなさ過ぎるかもしれない


話ごとの落差が激しい 抜ける度数 2 TENGA
ツンデレ話のクオリティは高く、絵柄もしっかりしていて抜ける。
また、特殊シチュエーションの話も流れとしては面白いものとなっている。
ただし、ストーリーそれぞれに捻りが少ない点や、4~5年前の作品も収録されていることから絵の落差が激しく、中にはクオリティの低い作品も含まれている点が気になるぞ。



ばっくんちょ
著者御影獏
出版ジーウォーク
発売日2009年4月6日
価格1,050円

キーワード: 萌え

2009年05月13日 20時53分