狼に育てられた野生の妹を人間の性に順応させる異色作!

生き別れになっていた妹はジャングルで狼に育てられていた。野生児と化した妹を見つけ出し人間社会に連れ帰るのだが、歪んだ欲望と妹への憐憫が狂気をはらみ始めるという異色作が「オオカミ少女レオナ-野性崩壊白痴狂育-」。欲と愛の秤の振れ具合によって全く違う展開に。

狼に育てられた少女は実在する。古くは神話の中で、中世になってからも発見例がいくつも文献にある。20世紀に入ってからもインドで2人の狼少女、アマラとカマラが発見・保護されており、手を使わずに生肉を食べる姿の写真まで残っている。狼に育てられた少女がその後人間社会に適応できたかというと、かなり難しかったようだ。二足歩行できるまでに3年、簡単な言葉を話せるようになるまでに5年以上の月日を必要とした。オオカミ少女レオナもまた、言葉も喋れず、人間社会の決まりを全く理解しない状態で主人公と暮らし始めることになる。欲望の対象としてレオナを飼育するか、妹として愛を注ぐかはプレイヤーの気分次第だ。

■狼の両親を殺し死骸の上で妹をレイプする。そしてペットに
ジャングルで見つけた妹は、野性をむき出しにし、敵意を持った姿で主人公の前に現れる。暗闇の中に赤く不気味に光る2匹の狼の目。その前に全裸の少女が、四つん這いになり主人公にいつでも飛びかかれる格好で牙をむき威嚇している。そんな姿の妹を見た主人公は、何故か激しく勃起し笑みを浮かべながら2匹の狼を射殺する。両親が残した莫大な遺産を頼む退屈な日々を劇的に変えてくれるであろう人間の雌に出会えた喜びが主人公を支配する。射殺した2匹の狼の死骸の上で、妹をレイプする。破瓜の痛みに絶叫する人間の雌に向かい、「そいつはただのケモノだ!親でもなんでもないッ! お前の本当の肉親は……俺だけなんだよッ!!」「だが、いいだろう!お前がそれを覚えていないなら、お前もただのケモノだッ!」と宣言する。

主人公は狼少女の妹を日本に連れて帰ることになる。両親にあたる狼を目の前で殺され、激痛を伴う交尾を強要されたショックでレオナは記憶が混濁している。主人公と一緒に暮らし始めたころのレオナは飼い慣らし始めたばかりの野良犬同然。強い警戒心を抱く一方で、主人公がいなければ自分は生きていけないという認識がある。
主人公の幼馴染で世話焼き女房のような関係の佳織に母性を求めてそのおっぱいに吸いついてみたり、お風呂を嫌がりながらも素手で体を洗われて失禁絶頂してみたりと、肉体的には成熟しているにも関わらず人間の性に関して無知なレオナの行動は「ケモノのココロにヒトのカラダ」のアンバランスな同居をストレートに表現していて面白い。そんなレオナも少しずつ言葉を覚え、人間の性を理解していくことになるのだが……。

■強姦、輪姦、子宮姦。ケモノ少女凌辱で鬼畜ルートを爆進
愛より欲を優先させる鬼畜プレイヤーは、何も知らない少女をひたすら辱め、その体を貪り開発していくことになる。雷鳴轟く中でのレイプでは、脱がされるのを嫌がるレオナに対して、「イッチョ前に服を押さえるなんて覚えやがって!」とうそぶき、挿入され快感に悶絶すると、「バックだけじゃなく、正常位でもこんなに乱れるようになってしまうとはな!」と情け容赦ない言葉を投げかける。
フェラを教えるときなんか空腹のレオナに対してソーセージを見せつけ、「これが人間様のソーセージの正しい食べ方だ」とフェラチオを教えこんだりする。食事と引き換えに言うことをきかせるという最も卑劣な行為すら主人公は辞さない。レオナを人として扱う気がないからこそできる行為だ。

怪我を癒してやりつつ包帯で体をグルグル巻きにして拘束レイプしてみたり、ベッドに四肢を拘束してバイブを使ってエンドレスボルチオアクメ地獄に落としてからスパンキング、電流プレイに興じてみたりとまさにやりたい放題。快楽のみを知る人間の形をした何かにレオナはなる。
首輪をつけたまま外に連れ出し売春させたり、手かせ首かせで固定し、何人もの男たちでフェラを強要しながら、犬に膣穴を犯させるなんていう屈辱的なプレイも展開されていく。この展開ではレオナへの教育はタイトル通り、まさにタイトル通りの「白痴狂育」。覚える言葉も「チンポ、マラ、ちんちん、ニクボウー!」なんてものだけ。ただただ体に快感を教え込むことに主人公の欲は費やされていく。

■心と体の両方を愛するエロゲ的愛のある野生児の育て方?
象徴的なのが、雷鳴におびえるレオナとセックスするシーン。前述の鬼畜系ルートでは、雷鳴轟く中、野外でレオナをレイプした。妹に愛を注ぐ展開では、自室のベッドの上で怖がっているレオナに優しくキスをし、ためらい羞恥を覚えるレオナの服をキスしたままでやさしく脱がしていく。挿入し射精を果たすという結果は同じだが、レオナの表情は、愛する人に導かれて従順に快楽に飲み込まれていく人間の女の子のものになっている。
フェラチオを教えるシーンでも「ハーモニカを吹くように」と舐め方を教えられ、イラマチオ気味に喉奥に精を放たれ涙を浮かべながらもレオナはどこか幸せそうである。お風呂場で文字の勉強をしながらその成果だと言わんばかりに、ある単語を叫びながらその文字を握り締めるシーンなどほかの作品ではお目にかかれない珍しいシーンもある。

言葉を少しずつ覚えると同時に、人間的な感情が芽生え始める。主人公を佳織に取られることを恐れたレオナは佳織に襲いかかることも。双頭ディルドで犯し、佳織が抵抗するとさらに行為はエスカレートしていく。人間関係の多くをセックスで学んできたレオナにとって、主人公をほかの雌に取られるのは許せないことなのだろう。
言葉による穏便で人間らしい解決方法を知らないレオナは佳織を殺しかねない勢いで襲うことになる。そんなレオナが主人公の愛を受け入れると、性に対して積極的になっていくのは必然で、主人公を押し倒し、逆レイプするシーンもある。知性と野生の間で悩むようになれば、野生児を人間の女の子に育てるのに成功したということか。

人としての常識を持たない少女の設定が絶品! 5 TENGA
野生児レオナへの主人公(つまりプレイヤー)の接し方を大きく欲と愛に大別したが、ゲームのストーリーは複雑に分岐しており、エンディングの種類は多彩だ。紹介しきれなかったユニークなシーン(エスカレータの乗り方を教えるとか、スカイダイビングしなからなんてすごいものも!)もたくさんある。というか、よくこんな奇抜でいていやらしいことを思いつくなと感心させられるシーンが盛りだくさんだ。レオナを、性の常識どころか人間としての常識が全く欠落した状態から調教できるという設定の勝利だ。エロゲをかなり遊んできたという人でも、今まで見たことないというものが多いはず。もう1人のヒロインである佳織のエッチシーンも激しいのから愛に溢れたのまでいろいろあるのでご安心を。

オオカミ少女レオナ-野性崩壊白痴狂育-
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ブランドわるきゅ~れ
発売日DL版2009年11月6日/パッケージ版2009年11月13日
価格DL版2100円/パッケージ版2310円
(c)わるきゅ~れ

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2009年10月30日 13時55分