潔癖性の反抗的M女と従順で淫乱な真性M女を飼い馴らす

凌魔伝~放課後の楽園~凌魔伝~放課後の楽園~」に登場する新入生の男女3人はイジメめられる側とイジメる側とに分かれる。憎しみを抱き、復讐するために犯しまくり、辱め、調教を繰り返す。憎しみは人をここまで鬼畜に変えてしまうのかというシーンの連続の末に、そこに現れたのは…意外なことに楽園!?

凌魔伝~放課後の楽園~学園に入学し新しいクラス分けが終わった。人間関係はリセットされ、これからの3年間の学園生活をどう過ごしていこうかと胸を高鳴らせる瞬間である。人間関係はリセットされたとはいえ、もって生まれた人格や性質はリセットされない。パーソナリティに応じて各々がふさわしい役割を演じていくというのが人間の社会性というものである。ヒロインの1人、杉崎千晶は持ち前のリーダーシップを発揮し、クラスのまとめ役に収まる。ちょっとキツ目の優等生タイプで口うるさくはあるが、性格は悪くない。クラスで困っている女の子には積極的に話しかける優しさがある。そんな彼女が気にかけていたのが、日高朱美。引っ込み思案で大人しく、昔からイジメを受けてきたせいで、入学したての学校でもなるべく目立たないように身を潜めていた。凌魔伝~放課後の楽園~当然クラスメイトとは打ち解けられないものの、千晶とだけは少しずつ心を開き始めていた。朱美にとって初めての友達と呼べる存在であった。そして、主人公。「彼女の1人でも作りたいなぁ」とささやかな夢を抱く、ごく凡庸な少年であったのだが……ある事件をきっかけに、凡庸だった少年は鬼畜へと変身していくことになる。

■変態の烙印を押され夢も希望も失った少年はダークサイドに堕ちる
千晶が目をかけていたとはいえ、朱美はやっぱりイジメられ始めていた。主人公は、階段の影で一人着替える朱美に出くわす。体育の授業中に何者かに制服を汚され、人目を避けて更衣室の外で着替えをしていたのだ。朱美の服には精液が沁みを作っている。主人公はそんなところで着替えている朱美を不信に思い、「どうか、したのかな……」と声をかける。「あ、ぅ……き……きが、え…………」と口ごもる朱美に「もしかして何かされたんじゃっ!?」と気遣いを見せたことが仇となる。背後から「ちょっと待ちなさいよ」。千晶の声である。彼女は目ざとく朱美の制服の染みを見つけて「アナタ、最低ね……人間のクズねっ!!」と詰問してくる。弁明の余地はない。弁明できるとすれば朱美だけだが、「ヒッ、ひぃぃ……いぅ、ぅぅぅ……」と怯えるだけで役に立たない。騒ぎを聞きつけてほかの生徒まで集まってきて、ごく凡庸な少年であったはずの少年は変態の烙印を押され、イジメられる側へと転落する。

イジメっ子で変態という烙印を押された学園生活には夢も希望もない。彼女なんてできるはずもない。しかも完全な冤罪。自分には何の落ち度もない。一方的に自分を犯人扱いした千晶、自分が犯人でないことを知りながらそのことを話してくれない朱美。陰湿なイジメに遭うたびに2人への憎しみが募っていく。ようやく朱美からことの真相を打ち明けられた千晶は、主人公に詫びを入れに来るのだが、いくら頭を下げられたところで……陰湿なイジメに遭い全人格を否定され、夢も希望もなくなった主人公が許せるわけがない。体がもつれて折り重なるように倒れたとき、千晶が発した言葉……「止めてよヘンタイ、ヘンタイ!!」。変態は完全にNGワード。オレの学園生活をメチャクチャにしたこの女をメチャクチャにして絶望を与えてやりたい。イジメられる側へと転落した少年は、イジメる変態へと豹変する。

■勝気で反抗的、従順で真性。理想のM女を奴隷にした夢の学園生活
主人公は千晶を犯す。処女を奪われ呆然自失の千晶に主人公が投げかけた言葉は「すっ、杉崎……もし今日の事、誰かにバラしたら……今度は、日高だぞ」という見事な鬼畜っぷり。朱美を犯すことを臭わせながら、何度も何度も千晶を呼び出して犯すという行為が繰り返されていくことになる。恨みが行動の原動力となっている主人公に容赦はない。おしっこを飲ませたり、フェラを拒めばイラマチオ、電車の中で痴漢プレイの相手をさせたり、夜の公園で露出&獣姦を強いたりといった具合に、潔癖症の優等生への調教はどんどん進んでいく。最初は抵抗していた千晶だったが、心は拒否していても体は少しずつ快楽を覚え始め、その手を拒めなくなっていく。

朱美もまた、主人公に処女を奪われる。もともとイジメられっ子で抵抗する術を知らない朱美は、その後も主人公に呼び出されても抵抗らしい抵抗はしない(できない?)。「何だよ、こんなにされてもイヤじゃないのかよ……犯すぞ、チンコブチ込むぞっ!!」と凄んでも「ハァ、はぁ……はい……」と応えるのだから、復讐のためのレイプを望み、泣き叫ぶ朱美の姿を期待する主人公にとっては拍子抜けである。虐められることになれた心と体は主人公の攻めに順応していく。しかも露出や輪姦妄想も持っていたようで、公園で不良たちに輪姦されたあとでさえ従順さを示す。女生徒とは思えない凄みのある真性M女っぷりを発揮し始める。

勝気で潔癖症で望まぬ調教の末に奴隷に堕ちた彼女と、従順で妄想癖のある真性M女な彼女。こんな2人の彼女をゲットした主人公……普通に「彼女の一人でもゲットするぞ」な凡庸な学園生活よりもずっと楽しくって充実しているような気がする。はっきり書くとうらやましい。うらやましすぎる!

凌魔伝~放課後の楽園~
ブランド黒雛
発売日2010年10月15日
価格2980円
(c)黒雛

キーワード: 奴隷, 淫乱

2010年10月15日 14時04分